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テレビの転倒防止対策は、地震や衝突による転倒を防ぎ、怪我や機器の破損を避けるために重要です。テレビの転倒防止には、ジェルマットやベルト、突っ張り棒などの固定器具を使うのが効果的です。
この記事では、テレビの転倒防止対策に役立つグッズを紹介します。また、賃貸住宅でも壁に穴を開けずに実践できる方法も説明します。
この記事を読めば、家庭の状況に最適な転倒防止策が見つかるでしょう。テレビの転倒防止対策について詳しく知りたい人は、ぜひ最後までお読みください。
- テレビの転倒防止対策が必要な理由
- 1. 地震による強い揺れから身を守る
- 2. 子どもやペットによる不意の事故を防ぐ
- 失敗しない!テレビの転倒防止対策の3つのコツ
- コツ1. ジェルは設置面のホコリや油分を拭き取る
- コツ2. ベルトはテレビの重心を意識して取りつける
- コツ3. ジェルマットの劣化を定期的に確認する
- テレビ転倒防止におすすめのグッズとつけ方
- グッズ1. ジェルマット|テレビの足元に貼って固定する
- グッズ2. ベルト|テレビ台と本体をつなぐ
- グッズ3. テレビスタンド|安定性のあるスタンドに交換する
- テレビ転倒防止グッズはどこで売ってる?
- 1. 100均(100円ショップ)
- 2. ホームセンター
- 3. ネット通販
- テレビの転倒防止と一緒におこないたい防災対策4選
- 対策1. 家具を固定して落下や転倒を防ぐ
- 対策2. 避難経路を確保する
- 対策3. 非常用バッグと備蓄品を準備する
- 対策4. 感震ブレーカーで通電火災に備える
- テレビの転倒防止に関するよくある質問
- 壁に穴を開けずにできるテレビの転倒防止対策は?
- 足が細いテレビはどう固定すればよい?
- 65インチなどの大型テレビにおすすめの対策は?
- 耐震マットやジェルが剥がれないときの対処法は?
- テレビの転倒防止対策をして災害に備えよう
テレビの転倒防止対策が必要な理由

テレビの転倒防止対策は、大切な家族を守るために不可欠な備えです。ここでは、テレビの転倒防止対策が必要な理由を解説します。
1. 地震による強い揺れから身を守る
地震大国である日本では、いつどこで大きな揺れに見舞われるかわかりません。過去の大地震では、けがの原因の3〜5割が家具類の転倒・落下・移動によるものだったとされています。
出典:東京消防庁|家具類の転倒・落下・移動防止対策ハンドブック
特に近年普及している薄型テレビは、画面が大きくスタイリッシュな反面、奥行きが狭く重心が高いため、地震の揺れに弱いのが特徴です。強い揺れによってテレビが倒れると、重量のある本体や割れた液晶パネルが身体に直撃する危険があります。
また、床に散乱した破片で足をけがするなど、二次被害につながる可能性もあり、避難の妨げになるケースも考えられます。
2. 子どもやペットによる不意の事故を防ぐ
地震だけでなく、日常生活の中にもテレビ転倒のリスクは潜んでいます。特に、小さな子どもやペットがいるご家庭では注意が必要です。
東京都の調査では、1歳から5歳までの子どもを持つ保護者のうち、約3割(約3人に1人)の人がテレビの転倒による危害やヒヤリ・ハットの経験があったと回答しています。
出典:東京くらしWEB|薄型テレビの転倒による乳幼児のけがに関する調査
実際に、子どもがテレビ台や画面に触れた際にテレビが倒れ、腹部や頭部に重傷を負い、救急搬送されたケースが報告されています。大型の薄型テレビは、わずかな力でも簡単に倒れてしまうことがあり、大変危険です。
失敗しない!テレビの転倒防止対策の3つのコツ

転倒防止グッズをただ取りつけるだけでは、その効果を十分に発揮できないことがあります。取りつけの際は、以下3つのポイントを意識しましょう。
ここでは、安全性を高めるための3つのコツをご紹介します。
コツ1. ジェルは設置面のホコリや油分を拭き取る
耐震ジェルマットの性能を最大限に引き出すには、取りつける前の清掃が重要です。テレビスタンドの底面やテレビ台の表面に汚れやホコリが残っていると、ジェルの粘着力が著しく低下し、剥がれる原因になります。
取りつける前には、きれいな布で設置面を丁寧に拭き、完全に乾いた状態にしてください。このひと手間でジェルの吸着力が最大限に発揮され、テレビがしっかりと固定されます。
コツ2. ベルトはテレビの重心を意識して取りつける
ベルトやワイヤーで固定する際は、テレビの上部にたるみなく取りつけることが大切です。テレビが前方へ倒れようとする力を効果的に抑え、揺れに対する安定性を格段に高められます。
多くのベルトタイプの商品は、テレビ背面のVESA規格穴を利用します。VESA規格穴とは、テレビやディスプレイを壁掛け金具などに取りつけるための、世界共通のネジ穴規格です。
下側ではなく上側のネジ穴を使い、ベルトがピンと張るように長さを調整して、テレビ台や壁にしっかりと固定しましょう。
コツ3. ジェルマットの劣化を定期的に確認する
耐震ジェルマットは消耗品であるため、定期的な状態チェックと交換が欠かせません。素材の性質上、ジェルは時間とともに劣化し、粘着力や衝撃を吸収する性能が低下します。劣化したまま使用を続けると、大きな揺れの際に本来の性能を発揮されない可能性があります。
製品や使用環境によって異なりますが、3年程度を目安に交換が推奨される製品もあります。定期的に状態を確認し、硬くなっていたり、ホコリで汚れて粘着力が低下していたりする場合は、すぐに新しいものに交換しましょう。
テレビ転倒防止におすすめのグッズとつけ方
テレビの転倒防止グッズには、以下のようにいくつかの種類があります。
| 種類 | メリット | デメリット | こんな人におすすめ |
|---|---|---|---|
| ジェルマット | ・設置が簡単 ・穴あけ不要で賃貸OK ・揺れを吸収する | ・定期的な交換が必要 ・大型テレビには単体では不安な場合も | ・手軽に対策を始めたい人 ・賃貸住宅に住んでいる人 |
| ベルト | ・固定力が高い ・大型テレビにも対応 | ・取りつけに手間がかかる場合がある ・VESA規格のネジ穴が必要 | ・より確実に固定したい人 ・65インチなどの大型テレビを使っている人 |
| テレビスタンド | ・安定性が高く、デザイン性もよい ・配線をスッキリ隠せるものも多い | ・組み立てが必要 ・価格が比較的高め | ・テレビ周りのインテリアも重視したい人 ・より安定した設置を求める人 |
ご自宅のテレビのサイズや設置環境、求める固定力に合わせて最適なものを選びましょう。ここからは、各グッズの特徴とつけ方を解説します。
なお、ここで紹介するのは一般的な取りつけ方法です。具体的な手順は、製品の取扱説明書をご確認ください。
グッズ1. ジェルマット|テレビの足元に貼って固定する
ジェルマットは、テレビスタンドの底面に貼りつけるだけで、地震の揺れによるズレや滑りを防ぐグッズです。
- テレビスタンドとテレビ台の設置場所のホコリや汚れを拭き取る
- ジェルマットの保護フィルムを片面剥がし、テレビスタンドの四隅に貼りつける
- もう片方の保護フィルムを剥がし、テレビを設置場所に置き、上から押しつけて固定する
特別な工具が不要で、誰でも簡単に設置できる点が大きなメリットです。テレビ台を傷つけず、跡が残りにくいため、賃貸住宅でも安心して使用できます。さらに、揺れを吸収する効果も期待できます。
一方で、長期間使用すると粘着力が低下するため、定期的な交換が必要です。また、大きな揺れに対しては、ジェルマットだけでは不十分な場合もあるため、ほかの対策と併用すると良いでしょう。
グッズ2. ベルト|テレビ台と本体をつなぐ
ベルトは、テレビの背面とテレビ台や壁を連結して、前方への転倒を強力に防ぐアイテムです。
- テレビ背面のVESA規格ネジ穴に付属ネジでベルトの一方を固定する
- もう一方の接着パッド付きベースをテレビ台の頑丈なところに貼りつけ固定する
- ベルトをバックルに通し、たるみなく長さを調整し締める
ジェルマットよりも高い固定力が得られ、大型テレビの転倒防止にも効果的な点がメリットです。テレビ台に固定するタイプを選べば、壁に穴を開ける必要がなく賃貸住宅でも使用できます。
ただし、取りつけにはテレビ背面のVESA規格のネジ穴が必要です。一部のテレビでは対応していない場合があるため、事前に確認しましょう。また、ドライバーなどの工具が必要なため、ほかのグッズに比べると少し手間がかかります。
グッズ3. テレビスタンド|安定性のあるスタンドに交換する
テレビに付属のスタンドから、より重心が低く安定性の高い市販のスタンドに交換する方法です。
- ブラケットをテレビ背面のVESA規格ネジ穴にネジで取りつける
- スタンドのベースと支柱を説明書に従い組み立てる
- 組み立てたスタンドにブラケットを取りつけたテレビを引っ掛け固定する
土台が広く重量があるため安定性が高く、転倒リスクを大幅に減らせるのが最大のメリットです。デザイン性の高い製品も多く、テレビ周りのインテリア性を向上させることもできます。
一方で、スタンドの組み立てに手間がかかる場合があることや、製品によっては部屋のスペースを大きくとる点がデメリットです。また、ほかのグッズに比べて費用が高くなる傾向があります。
テレビ転倒防止グッズはどこで売ってる?
テレビの転倒防止グッズは、身近な店舗やネット通販で手軽に購入できます。それぞれの特徴を知って、自分に合った購入先を選びましょう。
1. 100均(100円ショップ)
100円ショップでは、耐震ジェルマットや簡易的な滑り止めシートなどが手に入ります。まずは安価に試してみたい人や、軽量な小型テレビに応急処置を施したい場合には便利です。
ただし、耐震性能や耐久性については専門メーカーの製品に劣る可能性があります。特に65インチのような大型で重量のあるテレビに対しては、十分な効果が期待できないかもしれません。
本格的な地震対策を求める場合は、より信頼性の高い製品を選ぶことをおすすめします。
2. ホームセンター
ホームセンターには、より専門的で多様な転倒防止グッズが揃っています。100均では見かけない、固定力の高いベルトや、大型テレビに対応した耐震ポールなど、信頼性を重視した商品が見つかります。
最大のメリットは、商品を実際に手に取って、強度やサイズ、質感を自分の目で確かめられることです。パッケージの耐荷重や対応インチを確認したり、不明な点があれば専門知識を持つ店員に相談したりできます。
安心して商品を選びたい人にとっては最適な購入場所といえます。
3. ネット通販
Amazonや楽天市場などのネット通販サイトでは、多くの種類のテレビ転倒防止グッズから選べます。耐震試験の結果を公表している製品や、特定のテレビサイズに特化した製品など、品揃えの豊富さが魅力です。
実際の使用者によるレビューを参考にしながら、自宅でじっくり比較検討できるため、より納得のいく商品選びが可能です。
テレビの転倒防止と一緒におこないたい防災対策4選

テレビの転倒防止は重要な防災対策のひとつですが、それだけで家の中の安全が確保できるわけではありません。家族の命を守るためには、あわせて以下のような対策を進めましょう。
ここからは、それぞれの防災対策について解説します。
対策1. 家具を固定して落下や転倒を防ぐ
家の中にある食器棚や本棚、冷蔵庫などの大型家具も、テレビと同様にしっかり固定しましょう。過去の大地震では、負傷の原因の多くが家具類の転倒や落下によるものでした。
特に背の高い家具は、揺れによって凶器に変わり、倒れることで避難経路を塞ぐ危険性があります。自宅の安全性を高めるため、L字金具で壁に直接固定したり、突っ張り棒を天井との間に設置したりといった対策が有効です。
また、食器棚の扉をロックするストッパーや、窓ガラスの飛散を防ぐフィルムなどもあわせておこなうと、より安全です。家族が多くの時間を過ごすリビングや寝室など、優先度の高い場所から対策を進めましょう。
【あわせて読みたい】防災対策として家庭でできること5選!非常時のポイントについても解説
対策2. 避難経路を確保する
万が一のときに備え、玄関や廊下、部屋の出入り口など、家の中の避難経路をあらかじめ確保しておきましょう。地震の強い揺れで家具が倒れ、ドアが開かなくなったり通路が塞がれたりすると、迅速な避難ができず命の危険につながります。
特に、寝室のドア付近や廊下など、避難の起点となる場所には背の高い家具を置かないようにレイアウトを見直しましょう。
また、夜間の停電時でも安全に移動できるよう、廊下に蓄光テープを貼ったり、停電時に自動で点灯する足元灯を設置したりするのもおすすめです。いざというときに慌てず行動できるよう、家の中の安全なルートを日頃から家族で確認しておきましょう。
対策3. 非常用バッグと備蓄品を準備する
災害に備え、すぐに持ち出すための「非常用バッグ」と、家で過ごすための「備蓄品」をセットで準備しておきましょう。災害時は避難所へ行くだけでなく、ライフラインが止まった自宅で過ごす”在宅避難”になる可能性も高いです。
持ち出しバッグには、貴重品や常備薬、モバイルバッテリーなどを入れ、すぐに持ち出せる場所に保管しておきましょう。
一方、備蓄品は在宅避難に備え、最低3日分、できれば1週間分の食料と飲料水、カセットコンロ、簡易トイレなどを準備することが必要です。
特に、小さな子どもがいるご家庭では、粉ミルクやおむつなども忘れずに揃えましょう。普段使うものを少し多めに買い置きする「ローリングストック法」で備えるのがおすすめです。
【あわせて読みたい】避難所生活で必要なもの7選!状況別で備えておきたい防災グッズも紹介
対策4. 感震ブレーカーで通電火災に備える
地震後の火災から家と家族を守るために、感震ブレーカーの設置をおすすめします。
地震後に特に警戒すべき火災のひとつが、停電復旧時に発生する「通電火災」です。通電火災は、倒れた電気ストーブや損傷した配線などから出火するもので、不在時や就寝中に発生すると逃げ遅れる危険性あります。
感震ブレーカーは、設定した震度以上の揺れを感知すると自動的に家庭の主幹ブレーカーを遮断し、電気の供給を止めてくれます。分電盤に後づけするタイプやコンセントに直接差し込むタイプなど、設置が簡単な製品もあります。大切な家族と財産を守るための確実な安全対策として導入を検討しましょう。
テレビの転倒防止に関するよくある質問
最後に、テレビの転倒防止について多くの人が抱く疑問にお答えします。
壁に穴を開けずにできるテレビの転倒防止対策は?
賃貸住宅などで壁に穴を開けられない場合は、以下の対策がおすすめです。
- ジェルマットでテレビ台に貼りつける
- 突っ張り棒で固定する
- 安定性の高いテレビスタンドに交換する
ジェルマットは、テレビスタンドの下に敷くだけで手軽に設置できます。また、ベルトタイプを選べば、壁ではなくテレビ台に固定できるため穴あけは不要です。
さらに、突っ張り棒は、天井と床を利用して固定するため壁を傷つける心配はありません。安定性の高いテレビスタンドに交換することも、穴を開けずにできる有効な対策のひとつです。
足が細いテレビはどう固定すればよい?
ジェルマットを貼る面積が小さいデザインのテレビには、テレビ台と本体を固定するベルトタイプのグッズがおすすめです。テレビ背面のVESA規格のネジ穴とテレビ台をしっかりと連結すると、足元の不安定さをカバーし、転倒を防げます。
65インチなどの大型テレビにおすすめの対策は?
大型テレビの転倒防止には、耐荷重性能の高いベルトやワイヤーによる確実な固定と、ジェルマットの併用が最も有効です。
65インチや75インチなどの大型テレビは、その重量から転倒した際の危険性が高く、より強固な固定方法が求められます。具体的には、テレビの重量に対応した耐荷重性能の高いベルトやワイヤーでテレビ台や壁にしっかりと固定しましょう。
さらに、ベルトやワイヤーでの固定に加え、ジェルマットの併用が推奨されます。ジェルマットを併用することで、縦揺れによるテレビの浮き上がりを防ぎ、安定性を高められます。
工事不要で設置できる免震吸盤も、大型テレビに対応している製品があるため有効な対策のひとつです。
耐震マットやジェルが剥がれないときの対処法は?
耐震マットが剥がれない場合は、プラスチック製のカードやヘラを使い、水や中性洗剤で吸着力を弱めながら剥がすのが安全です。無理に引き剥がそうとすると、テレビ台などを傷つける可能性があるため避けましょう。
具体的な手順として、使わなくなったプラスチック製のカードや薄いヘラを、マットと設置面の隙間にゆっくりと差し込みます。同時に、水を少しずつ流し込みながら作業すると、ジェルの吸着力が弱まり剥がしやすいです。
水で薄めた中性洗剤を使用すると、さらに効果的になる場合もあります。
テレビの転倒防止対策をして災害に備えよう
大きな地震はいつ起こるかわかりません。活発な子どもによる不意の事故も、日常生活に潜むリスクのひとつです。これらの危険から家族を守るため、テレビの転倒防止対策は必須の備えといえます。
対策グッズにはさまざまな選択肢があります。ジェルマットやベルトは、賃貸住宅でも壁に穴を開けずに導入できるアイテムです。転倒防止グッズは、正しく取りつけ、定期的に点検すると、効果的に使用できます。
テレビ周りの安全を確保したら、次のステップとして、食器棚や本棚などの家具もしっかり固定しましょう。また、感震ブレーカーを導入すると、地震後の火災リスクを抑えることができます。
これからテレビの転倒防止対策を始める人は、ぜひこの記事で紹介したポイントを取り入れてみてください。

